今日は呼吸の話を。
以前からずっと指摘され続けている事ですが、
自分の型は、「硬く」「直線的で」「カクカクしている」ワケです。
理想としては、「丸く」「円を描くように」「一つながりで」なくてはならない。
で。今日も無駄に身体に力が入っている所為か汗だくな自分と涼しげな顔の先生。
この違いは、呼吸と緊張の具合(自分はすぐ疲れて肩でハァハァ息してる)に
問題があると思い、それはもう色々と先生に初心に立ち返って話を聞いたところ。
やはり呼吸と緊張(というか、調息とリラックス)が大事だったという結論に達しました。
居合道の業を行う時、否、全ての所作に関わる事ですが、
人間、身体が伸びる時に息を吸い、身体が縮む時に息を吐く。まぁ当然のハナシです。
しかし、緊張した状態だと、人間満足に呼吸していない。だから直ぐに疲れるワケです。
では、リラックスした状態を作るにはどうしたらいいか?それこそが「呼吸」。
肩で息をすると身体が硬くなるので、臍下丹田で息をするよう心掛ける。腹式呼吸です。
居合でも、二呼吸で(吐いて吸って吐いて吸って)息を整え、三度目の呼気と同時に抜刀する。
振りかぶったり納刀の際に刀を引いたりする時は息を吸い、
抜き付けたり斬り下したり、納刀したりする時は息を吐く。
これを意識するだけで、息が上がりにくくなり、適度に無駄な力が抜けていきました。
常日頃から、呼吸を意識して生活してみよう・・・