身体を捻って抜刀し、突く業の型に指導が入りました。
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「雁金」という業があります。
右斜前と左斜後の敵に対する業で、右斜め前に刀身を抜きながら柄頭を出して牽制。
次いで身体を捻って抜刀、左斜後に刺突し、右斜前に真っ向から斬り下して勝つ業です。
この「身体を捻って抜刀」する際、自分はどうも勢いでやっているとの事。
振り向く時に首が勢いよく後ろに向く。これが先生から見ると違和感を感じるそうです。
反動で腰や身体を捻るのではなく、自然な速度で全体のバランスを崩さずに抜刀し、突く。
その他、奥居合居業の「虎走」を練習。
座った状態から中腰で小走りに距離を詰めて斬り、今度はまた小走りに下がって斬る。
要は前に進んで後ろに下がるんですが、全身と後退で同じ距離に揃えなければならない。
しかも最初の三歩は少し大股に、残りの歩は細かく。これ、何度もやるのは正直キツいです。