忍者ブログ

† SWORDRACK †

そして今日の稽古では

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

そして今日の稽古では

各流派で業は違えど共通でこれは抑えとこうという共通の型、刀法。
全七本の型で、割と初期から習う型なのですが、今日は久々にこの刀法の指導でした。
と言っても、全体の動作はもう問題ないので細かな修正がメイン。これが楽ではなく、キツい。

先ずは「急ぐな、焦るな、大きく、直ちに」。
急いで刀を振ると「斬る」という気迫が無くなり、斬撃の迫力も無くなってしまう。
奥居合でもないので、むしろ動作を相手にしっかり見せつけるように、雄大に型を決めるべし。
そして「斬る」べきところは全身全霊で「斬れ」。

抜刀、納刀の際は、脚と刀を連動させるように進めるべし。
特に立ち業、四歩目で刀身を抜きながら五歩目で抜き付ける時。
五歩目の右足を決めて重心を安定させてから抜き付けるのは簡単。
その二つを連動させ、厳密には脚が先なのかも知れないけど、そのタイムラグを極限まで削る!
踏み出してから抜刀」ではなく「踏み出して抜刀」。全身を連動し、一つの動作として行う事。

腰車は、手で振るのではなく文字通り「腰」で「車」に回す。
八相の構えから刀身を水平にし、腰を落としたら、手はもうロックする気持ちで。
あとは右足を踏み出し、手は固定したまま腰で刀身を旋回させる。手で振るよりいい音がする筈。

腰ついでに「切先返」と「雁金」の所作に際して。
刀を抜く動作や、腰を回転させ抜刀する動作は決して急がない事。窮屈に見える。
左手を添えて斬り下ろす時は敵を手前に倒す位「引き倒し切る」つもりで。
その次の突きは、手は固定する位の心で、腰を前方に進めて突く。手は勢いで少し前に出る位。

・・・・・・今日の覚書はこんなところかなぁ。
PR

コメント

プロフィール

HN:
居合
性別:
男性
職業:
剣士(現在五段)
趣味:
居合道、ガンプラ、等々
自己紹介:
 
  黒と居合道と刀剣を愛する我が人生。

<the BLACK SHADOW in the DARK NIGHT>
     (邦訳「闇夜の黒影」)
 この二つ名と共に以後お見知りおき下さい。

最新コメント

[11/21 クシャトリ屋]
[06/09 CANDY]
[05/23 CANDY]
[10/31 居合]
[10/31 CANDY]

カウンター

P R